PC AUDIO 説明会及び試聴
当店では3年程前からLINNのMAJIK DSを展示し、その再生の魅力を説明して参りましたが、最近雑誌等でPCオーディオの話題が増えている為か、ここにきてようやく興味を持たれた方が仙台でも増え始めてきています。そこで今回はPCオーディオとは?と題し、その説明会及び試聴を午前の部と午後の部と分け、LINNの小泉さんを講師に迎えて行いました。一概にPCオーディオといってもあまりにも範囲が広く、小泉さんも説明に苦労したかと思いますが分かりやすくかつメーカーならではの奥まった話も聞けて、ご来店頂いた方々も興味の強さからか質問が多々飛び交い、最終的にはそれぞれに納得のご様子でした。初の説明会でしたがとても有意義な会でした。

今回はDSが勢ぞろい。機種ごとの試聴は致しませんでしたが、PCオーディオの色々なスタイルの中でLINNのスタイルであるイーサネットを利用し、又NASを分けて音楽データーを再生する方法が一番いろいろとデーターのやり取りなどで安定していることを更に実感した説明会でした。
DSはCDプレーヤーを否定するものでなく、DSによってはCDプレーヤーでの再生した音がいい場合もあり、その選択肢はいくつかありますが、いつまでもCDの規格44.1kH/16bit内に囚われる再生方法がデジタル再生の中で苦戦しているのは皆さんがPCオーディオで模索している事からも分かります。
更に心地よい良い音を追求すべく、もしパソコンにアレルギーがなければ、このDSを再生することでハイサンプリングの音楽データーを安定して再生できます。又、音の良さ以外にもIpadやIpodなどを併用した操作する楽しさもあり、是非DSにチャレンジされるのをお勧めします。LINNレコードで配信するスタジオマスター音源を聴けばLINNが考える、聴く側に立った、心地良い生々しい音に心が揺らぐのは間違いありません。

LINNのDSを当店で購入されている方の大半が無線LANネットワークを構築され聴かれておりますが、もし2階がオーディオルームの場合、1階のモデムから無線LAN親機に繋ぎ飛ばして2階の子機で受けそのネットワーク内にDSを繋ぐ形になります。その場合はこちらのPanasonic PLCアダプターがおすすめです。 どうしても無線ですと途切れたり、回線のチャンネルも限られた数をずらして使用チャンネルを探している為、住んでる周りに無線LANを使用している人が多いと認識しないなどのトラブルの原因になるようです。PLCであればコンセントに親機と子機を差し込むことにより、その間電源線を通して有線で家中どこでもイーサネットができます。ノイズフィルターも別売であります。

2010/8/8

当店でも一度ありましたがどことは言いませんがNASは安物だと壊れます。安定したおすすめのNASはLINN推奨のQNAP、通常のNASよりは値段が高いのですが、LINNとの提携でDS用に設定されている仕様もあり、壊れにくくとても安心して使えます。又音も静か!