202607TRIODE試聴会

【イベントレポート】

「真空管アンプの遊び方とその魅力。たまころがしとは!?」

 

今回はトライオードの山�ア社長と一緒に真空管アンプを遊びつくすイベントとなりましたよ

自他ともに認める生粋の真空管マニアであり、真空管アンプの雄「TRIODE」の創業者でもある

山�ア社長ご本人の自己紹介から。

 

若い頃からオーディオを楽しんでおられた山�アさん。

ある日ご友人宅で聴いた、なんてことない(失礼!)自作真空管アンプが、大きなスピーカーを

意外と良く鳴らしてしまう様子に衝撃を受け、ご自分でも真空管アンプを作ってみるようになり

ゆくゆくは脱サラして真空管アンプメーカーを作ってしまう事になります!

 

そんな山�ア社長が語る真空管の遊び方!

そもそも「トライオード」という社名は、真空管の種類である「三極管」の英語表記に由来している

との事。

意外と知らなかった方も多かったようで、山�ア社長の三極管への深い想いや、

「300B」、「パラシングル」への強いこだわりについても、皆様興味津々のご様子。

 

なんとサラリーマン時代、社宅でオーディオを楽しんでいた時代にご自身が雑誌の取材を受けた

お話をしながら、おもむろにその当時の実際の雑誌を取り出したときの皆さんのリアクションが

凄かったです(笑)

 

そんな真空管愛を聞いた後に聴く真空管アンプの音色はまさに至高!

 

トランジスタアンプとはまた違った魅力にほだされていく皆様と私おがわ(笑)

 

実際に「使ってみたい!」と思ったところで、様々な質問が飛び交います!

「電源は切らない方がいい?」  →  「消耗するので使わない時は普通に切ってください」

「真空管を挿す順番は?」  →  「場所は決まっていますが順番は気にしなくて大丈夫です」

「素手で触っても大丈夫?」  →  「熱い時は気を付けてほしいけどそこまで気にしなくて大丈夫」

「寿命は?」  →  「カタログ的には2,000時間等の記載もあるけれども、実際は使い切るのは

難しいくらい長持ちすることが多い(使い方による)」

「帯域が狭いのでは?」  →  「今日聴いてみて、思ったより帯域が出ていると感じられたでしょう?」

 

等、質問している本人も「都市伝説?」と疑問に思っていたことを含めて色々な質問に

答えて頂く事がきました。

そしていよいよ、マニアの間では「たまころがし」とも呼ばれる真空管を差し替えての

試聴に移っていきます。

「トライオード」の皆様も、「こんなに大胆にたまころがしをするイベントは経験がない」と

仰っておられましたよ

 

今回はパラシングルパワーアンプ「TRZ-P300W」を使用し、出力管を

「PSVANE 300B」から「PSVENE WE300B」、さらに「WESTERN 300B」へと順に差し替えて

いきます。

 

「どれが一番優れている」というものではありませんが、真空管をかえるだけで、まるで

別のアンプに変えた時ほどの違いが生まれ、参加された皆様も大変驚かれている

様子が印象的でした。

 

真空管アンプは「使ってからが面白い」と言われますが、差し替えて楽しむだけでなく、

「またいつでも元の音に戻せる」という点も、非常に魅力的な遊び方だとあらためて

感じる事ができました。

最後に、トライオードのこだわりについて

例えば、「JUNON845SE」に使用されている真空管。

 

通常の845真空管とは異なり、ソケット部分を長くして、さらにメッキにこだわった端子を使用

するだけでなく、ガタツキを抑える構造を取り入れているとの事。

 

ソケット受けの部分も特別仕様となっており、普段から様々な機材、部品に触れている

私おがわも初めて見るような、非常にしっかりとした作りになっているようです。

 

他にも、こだわりのオイルコンデンサーなども実際に触ってみせて頂いたり、

部品からのこだわりと自信を感じる事ができました。

今回も様々な試みや質問も多く、予定時間をオーバーしてしまっていたのですが

「最後はどうしてもコレをかけたい!」と

山�ア社長の強い想いから、いつもの(笑) SL(蒸気機関車)のLPレコードで

締めくくることになりました。

 

知る人ぞ知る鉄道マニアの山�アさん。鉄道への熱い想いも少しだけ語って頂き、

最後まで山�アさんらしさを強く感じる、とても暖かく楽しいデモンストレーションとなりました。

 

オーディオは本当に奥深く、ご自身の「好き」を追求できる素晴らしい趣味と思います。

トライオードの皆様、そして当店スタッフ一同、少しでも皆様の心に響く音、そして体験を

ご案内できたなら幸いと思うのです。

 

イベントにご参加頂いた皆様方、そして熱量たっぷりの山�ア社長。

今回も、本当にありがとうございました。

 

 

2026/07/19 AUDIO SHOP KEIKI 小川