TONE FACTORY  T-CAP/OP

東一電機(TONE FACTORY)のヴィタミンQオイル含浸ペーパーコンデンサーをアドバンスのプリアンプPRA-1のカップリングコンデンサー(ASC)と交換して試聴してみました。
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バッファーアンプのカップリングコンデンサーを交換しました。この時点で3日間バーンインして試聴した結果素晴らしい分解能と情報量が増しました。CDプレイヤーをパワーアンプにダイレクトに接続した時よりも情報量が増えるのは不思議です。

気を良くしてフォノイコライザー基板も交換して、フォノ入力に3mVまで落としたバーンイン信号を3日間入力して(バッファーは都合6日間)試聴しました。
ASCのコンデンサーは基板に対して水平に取り付けしてましたがT-CAP/OPは外形寸法が大きいので垂直に取り付けました、その為片方のリード線が基板まで届かないので基板側のリード線の切れ端で延長してグラスチューブを被せ配線しました。 完成です、フォノイコライザー部は真空管よりコンデンサーが大きいのが解る。セレクター基板側に若干飛び出している。
試 聴 結 果

コンデンサー交換前
コンデンサー交換後

試聴機器 
カートリッジ        シュアー    M44G
アーム           SME       3009R
ターンテーブル      ガラード     401
パワーアンプ       トライオード   VP-300BD/KIT
スピーカー         JBL       S-3500
プリアンプ        本機 T-CAP/OP使用品3日間と3日間エージング

ヘレン・メリル ウィズ クリフォード・ブラウン
ハスキーヴォイスのヘレンの声がスピーカーより前に出ているレコードジャケットを見ながら聴くとそのままだ。クリフォードのペットが迫ってくる。ベースもごり押しはしないが音階輪郭がはっきりと聴き取れる。ドラムはビシッと決まりスネアーのスプリングの音も聴こえる。このレコードはけして良い録音ではないが気持ち良くJazzが聴ける。
「各楽器の輪郭(音階)がハッキリしてアンサンブルの良さが解る、不鮮明な声がハスキーヴォイスと思ってたが間違いでした。交換前の音は再発売、交換後はオリジナルのレコードを聴いている様でした」    

サムシン エルス キャノンボール・アダレレイ
マイルスのペットが良い唇付近の唾が泣かせる、キャノンボールが負けずと前に出るミュージシャンのやる気がハッキリと表現出来る。バンゲルダーの抉り取る様な録音が発揮出来ている。
「このレコードは45回転板なので元々抜けの良い音がしてるが、こんなに情報が入っているとは思わなかった。マイルス唾を貯めるなと言いたくなるほどでした」

スタンダードVol-2  キース・ジャレット
キースの若干固めのピアノの音やベースの第4弦の開放弦の音も実に良い、キースの唸り声が無ければもっと良い。
「ピアノの中に頭を突っ込んで聴いているみたい、もっと控えめな録音でも良いんじゃない」

CRイコライザーの音抜けの良さと電源部のSNの良さが出ている、RMAのカーボン抵抗もRMGよりは解像力は落ちるが音楽の表現がスバラシイ良い組み合わせと思います。\70.000-のKITでこのぐらいの音楽が聴ければたいしたもの、ASCのフイルムコンデンサーは初めて聴いたが最近の部品の中では真空管に合っていると思います。オイル含浸のオイルペーパーコンデンサーで聴いたらもっと厚みと奥行き感が出ると思うので何時かアレンジしてみたい。

「\70.000-のKITに合計\3.600-のコンデンサーを追加しただけでこんな音が出るとは思ってませんでした、やはりCRイコライザーは素晴らしいと再認識させられました。
更にT-CAP/OPの情報量の多さと音楽バランスの良さ、価格の安さを考えると私の好きなSPRAGUEのヴィタQでなくとも良いと思います」